MEN'S DIET

『QOL CLUB』第一回 男のおしゃれはそのボディーとライフスタイルから〜ファッションでは隠しきれない本質的部分〜

この記事は2015年10月〜2016年8月までファンションブランドSONTAKUさんに掲載された私のコラムを2022年現在の心境と視点で編集加筆したものになります。

2022/2/7 yoshi

はじめまして。Sontakuさんからご依頼いただき、これからこのHPで少し筆を取らせていただくことになったMen’s ダイエット代表のボディーコーディネーターyoshiと申します。

私はこのような人間でして別にファションの専門家ではないんですが、ただ肉体も一つのファッション(アイテム)と捉えることはできると思んですね。ですので、少しはおしゃれについて語る資格があるかな、と。

それに“肉体”、“ファッション”、“おしゃれ”というものはやっぱり切っても切れない関係にあると思いますので。

ということで、肉体もコーディーネートしていくという

・他のファッション系のコラムとは違う視点

が色濃く入ったコラムとなっていくことと思いますので、少しは楽しんでもらえるんじゃないかと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

それでは早速第一回目行ってみましょう。

第一回 男のおしゃれはそのボディーとライフスタイルから
〜ファンションでは隠し切れない本質的部分〜

説得力がないという違和感

あなたは以下の様な番組を見て違和感を覚えたことってありませんか?

ファッションのプロが素人の着こなしやセンスを評価したり、いろいろなアドバイスをしたりして最終的にすべてをコーディネートする番組なんですが、そのアドバイスするファッションのプロ、その彼らの身体が・・・

・・・

ちょっとだらしない・・・

(彼らのファッションは良いとしても)

という、なんだか説得力に欠ける違和感です(笑)

美しくなりたい、かっこ良くなりたい、自分を表現したい、個性を出したい、自分という人間をうまくプレゼンしたい、というものが少なくとも“ファッション”や“おしゃれ”にはあると思うのですが、そのプレゼンになんだか説得力を感じない。しかも彼らはプロなのに・・・

本来の美しさや普遍的なかっこよさ

私だけじゃないと思うんですよね。その違和感を抱くのって。これって逆にファッション業界にいない人であればあるほど、素人であればあるほど、普通の感覚としてあると思うんです。

だって一般人には、ファンションっていうのはこういうものであって、こうあるべき、という洗脳や刷り込みのような固定観念がないし、“本来の美しさや普遍的なかっこよさ”を感じるセンスや感覚に手垢が付いていないですから。

ピュアなセンス。

いや、別に背が低いとか、腕が短いとか、顔が大きいとかそういう先天的なものは関係ないんですよ。それは努力によって変えられるものではないし、その人の人間性やおしゃれ具合ってそんなところでは測れるものではないですし。

また、緩んでしまった身体も含めて(まとめて)“それもまた個性”という考え方も分かりますし、もちろん尊重もしますし。

ただあくまでも一般的な素人の“印象としては”そんな風に感じてしまう人が多いんじゃないかなあ。

ファッションのプロとして、人前に出る人、ましてやテレビに出る人なら・・・

そのへんはどうなんでしょう??

“鼻毛”を出しながらおしゃれを語る

私から見たら気にかけてやらなかった“腹”でファッションを語るのは、“鼻毛”を出しながら“繋がった一本の眉毛”でおしゃれを語っているのとほとんど同じに感じてしまうんですよ。お腹も“身だしなみ”だと思うんです。

あなたはどう思います?

だからって別に

マッチョがいい

って言っているわけじゃないですよ。ましてや“なれ”とも言っているわけではもちろんないんです。私はそんな“マッチョな思考”の持ち主ではないです。

ただ・・・

少なくとも鼻毛の手入れくらいされてはいかがでしょうか、眉毛は1本より2本の方がより自然で美しいのではないでしょうか、ということは言いたい(笑)

お腹も、前方に曲線を描いて大胸筋よりも突き出ているよりは、凹んでいたほうが見映えはいいし、もっと言えば、できればちょっとだけ腹筋が割れているくらい締まっている方が洋服も似合う。そしてより洗練された印象を与えることができるのではないかと。

ファンションが好きで、おしゃれを楽しむくらいの“心の余裕”のあるあなたにはせめて腹回りくらい“普通”、あるいはちょっとだけ締まった感じになってもらいたいなー、と思う私yoshiなのですがおせっかいでしょうか?

ファンションでは隠し切れない本質的部分

ファッション(服)で恐いのは着飾ったり、質の高いブランド服を着たりすることで本来の自分以上の自分になれたり(なれた気になったり)、見せたりすることできてしまうところだと思います。

以前こんなことがありました。

私が今のビジネスを始めた頃のクライアントさん(従業員もそこそこいる会社を経営している社長さん)の話なんですが、彼は普段パーソナルトレーニングに来るとき、毎回おしゃれに着飾ってくるんですね。しかも全身ブランドで。

yoshi 「いつもおしゃれですねー。そのパンツも◯◯ですか?」

クライアント 「ありがとうございます!はい、そうです。」

yoshi 「でも、お金かかりますよね(汗)」

クライアント 「はい(苦笑)。」

yoshi 「ノンブランドの服も着ることあるんですか?」

クライアント 「いや、私は〇〇が好きでほとんどこれですね。と言うか実は・・・」

私のクライアントさんは静かにその“実は・・・”を語り始めました。

彼はファッションが“特別好き”、ってわけではないんだそうです(特別ってことであって好きは好き)。

ただ自分のセンスや体型、いや、もっと言うなら自分に自信が持てない分、ハズレのない(と本人が思っている)ブランド服で固めていると・・・

また従業員の手前、ある程度おしゃれ且つ威厳のあるような印象を与えたい、というのもあり安いものは着ていない・・・

と言っていました。

つまり、自分以上の自分になることで(演じることで)本来の自分を隠しているんだと。ただ時々そんな自分がいやになるんだそうです。

だからそんな自分を変えたくて、着ている服にふさわしい男になるべく、少なくとも腹だけでもひっこめて、いやできればこれを機に完全に肉体改造をしたい!ということでMEN’S DIETの門を叩いた、とのことでした。

彼はわかっていたんですね。本質の部分はファッションでは隠し切れない・・・

って。

裸一貫サウナに入ればあなたの身体があなたの名刺代わり

確かにちょっとサウナに行ったり銭湯に行ったり海に行ったりしたら丸裸にされますもんね。あなたがどんなにお偉いさんだろうが、どんなにゴルフがうまかろうが、どんなに成功してようが誰もあなたの社会的地位はわからない。

裸一貫サウナに入ればあなたの身体があなたの名刺代わり・・・

とは、まあ、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、でも、それほど見当はずれな話でもないですよね。あなたが、誰もが知っている有名人ならともかく、そうでないならまさに裸一貫。

そこではただの一匹のオスとして存在しているだけ・・・

世間はそれを“オーラ”と呼ぶ

あ、何回も言うようですが、別にマッチョになったほうがいいですよ、なんてことを言いたいんではないですからね。また“見た目”だけのことを言いたいんでもないです。そこだけはお願いしますね。

ただ、最低限おしゃれを楽しむなら“身だしなみ”として少しは出てしまった腹を気にかける心は持ちましょうよ、ってことは言いたいです。もう少し言うなら、少し厚めの胸板にしてみませんか?とも言いたい(これは提案とか筋トレ仲間へのお誘い)。

あとそれにプラスして、裸一貫になった時に、

「あ、こいつなにか持っている・・・」

っていう何かがあるとさらに良いと思います(これも別に見た目のことを言っているんではないですよ)。

私思うんですよね。仕事とはまた別に(まあ仕事でもいいんですが)、何かに一生懸命に打ち込めるものをもっている男って“何かある”って。

カネのためではなく、娯楽のためでもなく、それらとは違うところで一生懸命になれるもの。自分を高めてくれるもの。自分を高めようとする姿勢。生き方。生き様。

それを持っている人って

“なんか持っている”・・・

その何かを世間ではきっと“雰囲気”とか“佇まい”とか“自信”とか“味”とか“魅力”とかあるいは・・・

“オーラ”

とかって呼んでいるんだと思います。

健康的でバランスの取れた生活があってこそ

なにも、健康的で優等生的なものだけがファッションやおしゃれではないですが(退廃的だったり、前衛的だったり、コンサバティブだったりのファッションもあるわけだし、ファッションも行き着くところアートに行っちゃうだろうし)、

でも、やっぱり私達一般人が普通の生活の中でファッションやおしゃれを楽しもうと思ったら、健康的で活力のある(ある意味優等生的な)生活があってこそだと思うんですよ。

だっておしゃれをしようと思える“心の余裕”がないと。

心に余裕があるからおしゃれできるんだと。

心に余裕がなかったら、細かいところに気づくことができないし、日々の生活で目一杯だし、遊び心だって持てないですし。以前の私がそうだったんでそのへんはよ〜くわかります(苦笑)。

ごはんが食べられないくらい経済的に苦しかった時、仕事も安定していなくて精神的にも弱かった時、確信の持てる“自信”もなかった時・・・

その時は“心に余裕”なんか持てなくて、おしゃれなんてことにほとんど気がまわらなかった・・・

だからやっぱり“バランス”の取れた生活と“心”があってこそ、だと思うんですね。

筋トレのススメ

ファッションだけでは決して到達することのできないレベルの“おしゃれ”。

健康的な肉体とバランスの取れた生活があるからこそ成り立つ“おしゃれ”。

あなたの生き方、生き様がさり気なくブレンドされた“おしゃれ”。

男のおしゃれはそのボディーとライフスタイルから・・・

別に全員にこれに賛同してもらわなくてもいいんですが(苦笑)、でも今日の記事を読んで少しでも“肉体”とか“QOL”とかに興味を持っていただけた方、ちょっと筋トレ(ウェイトトレーニング)でもしてみませんか?

肉体作りって娯楽ではないから決して楽ではないし、楽しいことばかりではないですが、たくさんのベネフィット(明るい未来)をあなたにもたらしてくれますよ。

心のバランスや身体のバランス、人生のバランスも整えてくれますし、自信や自己肯定感も与えてくれます。

それにより自己評価もアップしますし、その良い状態を続けていれば他者からの評価もアップします。それがあなたの“味”や“魅力”、“オーラ”となってファッションのステージが一段上がる。

それになにより、かけがえのない“健康”がもたらされる。

そんな筋トレ、私は強くオススメします。

筋トレのメリット(効果)

いきなり筋トレ奨められてもいまいちその魅力ってわからないでしょうから、いくつか挙げておきますね。

1、心臓の強化(その他血管、心肺系が強化される)


2、筋力の増加

3、成長ホルモン分泌活性化

  (筋量の増加。体脂肪の減少。プロポーションの向上)

4、肉体の能力向上。運動能力の向上(スタミナ向上、神経系の発達)

5、血圧が下がる

6、血中脂肪減少


7、コレステロール値が下がる

8、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の増加


9、代謝アップ

10、ストレス発散

  (交感神経活発化。セロトニン。意欲的、ポジティブ。好奇心増)

11、メンタル強化(新たのレベルへの挑戦、限界クリア、目標クリア)

12、セロトニン神経活性化(創造力、アイディア力、直感力が強化)

13、自信(自己評価が上がる、挑戦、達成、セルフマネージメント、結果GET)

14、気持ちの切り替えができる

パッと挙げただけでもこれだけ出ます。本当は一つずつすべて説明したいんですが、さすがにそれをしているとあとWordで10ページ分必要になってしまうので割愛しますが、要は・・・

筋トレのベネフィット
〜あなたにもたらされる明るい未来〜

若返りますよー

おねえちゃんにモテるようになりますよ(たぶん(笑))

お父さんすごい!っていわれるようになりますよー

自信付きますよー

オーラ出ますよー

クリエイティビティー上がりますよー

出世しますよー

ストレス発散できますよー

人間関係良くなりますよー

なにより健康になりますよー

つまり・・・

QOL上がっちゃいますよー

ってことですね(笑)

俺にもできるかな?!

どうでしょうか?ちょっとは筋トレやってみようかな!って気持ちになっていただけたでしょうか?(笑)

「いや、俺、昔から運動苦手だし、筋トレって何からやっていいのかも分からないし、その前に俺にもできるのか・・・」

って聞こえてきそうですが、大丈夫ですよ。まったく問題ないですよ。筋トレって面白いもので正しいアプローチで正しく続けていると60歳になっても70歳になっても効果が出るものですから。こういうものってそうそうあるものではないですよ。

それになによりその

“正しいアプローチ”

は、私が懇切丁寧にお教えしますので。あとは小さな進化進歩を楽しみながら続けてもらえれば心や身体が変わらないはずがないです。あなたが人間であるなら。

人間ですよね?(笑)

まずは手始めに腕立て伏せからやってみませんか?

以下の動画内であなたをお待ちしていますので、軽く運動のできる服装に着替えていらしてください。正しくやるとこんなにも大胸筋に効くものか!って思っていただけると思いますよ。

え?いくらですか?って。

お金は結構ですよ。これくらい(笑)

その代わり数カ月後に必ず

「yoshiさん、なんか最近胸板厚くなってきましたし、なんだかQOLも上がってきましたよ!」

って報告下さい。それがなによりもの私への報酬になりますので。

と言うことで今回はここまでです。

また次回を楽しみにしていただけたら嬉しいです。


あなたが初心者さんだろうが、自宅トレーニーだろうが、中級者さんだろうが関係ありません。

肉体を変えたいすべての人へ。

『筋トレ大百科』


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