『QOL CLUB』第4回 yoshiのセンチメンタルジャーニー

この記事は2015年10月〜2016年8月までファンションブランドSONTAKUさんに掲載された私のコラムを2023年現在の心境と視点で編集加筆したものになります。

2023/5/8 yoshi

やっと花粉も落ち着き、鼻の下のヒリヒリ感もなくなり、穏やかな春の木漏れ日を素直に「美しいなー」と思える心と身体の状態になり、なんだかやっぱり健康(体の調子が良い)って重要だよなーなんてあらためて思うまでもないことを思いながら、猫たちと(あ、もちろん妻とも(笑))愛に満ちた生活を送っているyoshiですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?

“愛に満ちた”なんて表現を照れもなく使うなんてどうしちゃったのyoshi?とあなたは思うかもしれませんが(10年前の私には出来ませんでしたが)今は別に照れることもないかな、とおもえるようになりました。

それとさっきFacebook見てたら、たまたま以下のスティーブ・ジョブズの最後の言葉を読んだんでちょっと

センチメンタル・ジャーニー

しちゃったんでしょう(16歳でもないのに。あ、最近の若い方は知らないと思いますのでググってみて)。

本当にスティーブ・ジョブズの最後の言葉かどうかの真偽はわかりませんが、まあそれは私にはどうでもいいことで。

ちょっと長いですけど読んでみてください。いろいろ感じるところもあると思いますので。

STEVE JOBS Last Words - スティーブジョブス最後の言葉

I reached the pinnacle of success in the business world.
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
   
In others’ eyes, my life is an epitome of success.
他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。
    
However, aside from work, I have little joy.
In the end, wealth is only a fact of life that I am accustomed to.    
しかしながら、仕事をのぞくと、喜びの少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
   
At this moment, lying on the sick bed and recalling my whole life,
I realize that all the recognition and wealth that I took so much pride in, have paled and become meaningless in the face of impending death.
病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、認証(認められること)や富は、迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
   
In the darkness, I look at the green lights from
the life supporting machines and hear the
humming mechanical sounds,
この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。
   
I can feel the breath of God and of death drawing closer…
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。
   
Now I know, when we have accumulated
sufficient wealth to last our lifetime, we should pursue
other matters that are unrelated to wealth…
今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。
   
Should be something that is more important:
もっと大切な何か他のこと。
    
Perhaps relationships, perhaps art,
perhaps a dream from younger days …   
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
   
Non-stop pursuing of wealth will only turn
a person into a twisted being, just like me.
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。
  
God gave us the senses to let us feel
the love in everyone’s heart, not the illusions
brought about by wealth.
神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、
   
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
  
The wealth I have won in my life I cannot bring with me.
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。
   
What I can bring is only the
memories precipitated by love.
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。

That’s the true riches which will follow you, accompany you, giving you strength and light to go on.
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるものあなたの道を照らしてくれるものだ。

Love can travel a thousand miles.
Life has no limit. Go where you want to go.
Reach the height you want to reach. It is all in your heart and in your hands.
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。行きたいところに行きなさい。
望むところまで高峰を登りなさい。
全てはあなたの心の中にある、
全てはあなたの手の中にあるのだから

What is the most expensive bed in the world? –
“Sick bed” …
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい? 
シックベッド(病床)だよ。

You can employ someone to drive the car for you, make money for you but you cannot have someone to bear the sickness for you.
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。

Material things lost can be found.
But there is one thing that can never be found when it is lost – “Life”.
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、再度見つけられない物がある。

人生だよ。命だよ。

When a person goes into the operating room, he will realize that there is one book that he has yet to finish reading – “Book of Healthy Life”.
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。

「健康な生活を送る本」

Whichever stage in life we are at right now, with time, we will face the day when the curtain comes down.
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。

Treasure Love for your family, love for your spouse, love for your friends…
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、
あなたの友人のために。

Treat yourself well. Cherish others.
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。

ちょっとセンチメンタル・ジャーニーしたでしょ?(笑)

でもまじめに思うんですよ。だっていやじゃないですか、

  仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。 

なんて。私も自分でビジネスやっているんで起業家の知り合い多いんですが、彼らの中でもけっこういるんですよ。

仕事しかしないし、仕事しか楽しみがない、という人

(最近はその仕事すら楽しめない人も多いようですが・・・)。

経済的にリッチ(豊か)になっても、人生はまったく豊か(リッチ)になっていない。

だからどこか虚無感があって。で、それを認識しているんだけど、なぜその虚無感があるのか、それが一体どこから来ているのかわからない。

だから、それを埋めようとまたガムシャラに“仕事”して。

90年代のトレンディードラマに出てくるようなラグジュアリーな生活

90年代のトレンディードラマに出てくるようなラグジュアリーな億ション購入して、ガラス張りの部屋に黒皮のソファー置いて、でも、忙しくて帰ってこれないからそこでのんびり自分を癒やす時間もなくて。パートナーもいなくて。友人を呼んで飲み会する時間も余裕も出来なくて。

“負のスパイラル”。

私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。

結局は

“愛”

が人の中心なのかな。

尾崎(豊)は17歳からずっと“愛”を叫び続けていた

けど。

これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、
あなたに力をあたえてくれるもの
あなたの道を照らしてくれるものだ。

たしかに。

もし愛を感じる生活がなかったら・・・

・もし愛を感じる生活ができていなかったとしたら、

・もしここまで愛を感じることなく生きていたとしたら、

もっと精神的に疲れ果てネガティブな人生を送っていたと思うし、面白くないだろうし、

道を誤っていた可能性もあるだろう、

って思います。

手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。

「健康な生活を送る本」・・・

退廃的で反社会的なクール vs  卓越的かつ神秘的な存在

以前

ヒクソン・グレイシー

がインタビューで言ってたんですが、それが妙に共感したし、というか

純粋にかっこいいな~

って思ったことがあって、それが以下なんですが、

私はたとえ格闘家でなくても日々健康でいたい

by ヒクソン・グレイシー
格闘技通信 1997・11・8号No.192表紙
(1997年10月8日発売)

初取材!ヒクソン・グレイシーが10・11高田延彦戦に向けて山ごもり特訓!
山の中の神秘!

文◎本多誠 撮影◎石橋英生

当時

ニルヴァーナ

ガンズ

が好きだったロックな私

退廃的で反社会的なクールさに惹かれる反面

(髪長かったし、生意気だったし(苦笑))、

ヒクソンのような卓越した神秘的な存在や優等生的な発言にも同時に魅了されていました。

だから・・・

たとえ、今のような仕事をしていなかったとしても

(たとえボディーコーディネーターではなかったとしても)

健康でいたいし、健康的な生活を送っていたい、と思っていただろうし、

そして、そうしようと努めていただろう、

と思います。

yoshiが健康的な生活を送れているのは、その仕事上のことであるから?!

多くの人が、

「yoshiが健康的な生活を送れているのは、その仕事上のことであるから」

と思われているかも知れませんが、でもそれは違います。このような仕事をしていなくとも上記のように考えていたと思います。

なぜそのように思うのか、って言うと、実は私はなんと・・・

5回の入院経験

5回も入院経験があり、動きの取れない生活を5回もしているからです(いずれも数日から〜1週間前後入院)

  • 盲腸(5年生の時)
  • 膝の怪我(中学2年生?の時に硬式野球で。ピッチャー返しを膝に食らって)
  • 足の裏にかなり大きな魚の目ができそれの除去手術で(20代前半)
  • 足首の怪我(33歳)
  • 腕の骨折(バイク事故)

どれも日常生活が一時的にまともに出来なかった。そんな経験をこれだけしているからこそ、

いつも健康であり続けたい、って人一倍おもっている

んだと思います。

だからアルコールも必要以上に飲むようなことはなくなりましたし、吸っていたたばこも若いうちにやめましたし、おそらく多くの方より睡眠時間を長くとっているとおもいますし、たぶん多くの方よりも自分の身体を大切に扱っていると思います。

自分を大切にしていますか?

さて。

Treat yourself well.
Cherish others.
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。

ジョブズはこのように言っていますが、あなたはいかがでしょうか?

自分を大切にしていますか?

パートナーを大切にしていますか?

子どもたちを大切にしていますか?

友人達を大切にしていますか?

猫ばっかりかわいがって奥さんをないがしろにしていませんか?(笑)

お互い、愛に満ち、且つ健康な心と身体で生きていきたいものですよね。

yoshiのセンチメンタル・ジャーニーでした。

『Men’sダイエット』 代表 ボディーコーディネーター
yoshi
プロフィール

~すべてはQOL向上のために~

男のおしゃれはそのボディーとライフスタイルから

「健全な精神は健全な肉体に宿る」 「バランス」
肉体創りを通して人生の質を高める (QOLの向上、クオリティーオブライフ)、
をコンセプトに2004年から“Men’sダイエット”の活動をスタート。

“さまよえるダイエッター”や、 “負のスパイラルでもがいているトレーニー”、そして“何から初めていいのかわからない筋トレビギナー” までを対象に、オンライン、オフラインを問わず肉体改造(ボディーコーディネート)のサポートをしている。 オンラインでは


・youtubeチャンネル登録者10万人

・Facebookいいね!数1万人

 ・メルマガ登録者1万人


と、“より多くの方に”向けて肉体コーディネート法を指導。一方オフラインでの肉体改造指導 (パーソナルトレーニングを含めた完全コンサル) は現在2010年からスタートした有料会員制クラブ『B3クラブ』のマスターコース(審査あり)のみとし、 “よりクローズド”な環境で指導している。肉体を創り上げるそのプロセスから多くを学び、 その結果あなたに“外見”の向上と“健康”の増進(心と体)ひいてはエネルギーと幸福感に満ちたライフスタイル ”QOL向上(Quality Of Life)” がもたらされることを願っている。

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